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長尾智子さんの素材を楽しむシンプルレシピ「第2回 なす フライ・ピクルス・ミートボール」

なすのミートボールヨーグルトソース

なすが丸々と美味しい時季です。値段もお手頃、どんな料理にしてもおいしい身近な野菜。
今回は、漬け物のような、甘酸っぱさが食欲をそそるピクルス、切り口に衣をつけて少ない油で揚げるフライ、合挽肉のたねに炒めたなすを混ぜ込んだ、つなぎの少なめの柔らかいミートボールです。

なすのミートボール ヨーグルトソース

なすを刻んで炒め、合びき肉と合わせたミートボール。
クミンシード、カレー粉、ヨーグルトやトマトの酸味と赤唐辛子の辛味を、フレスコバルディ・ラウデミオの風味でまとめるという、中東料理の味のイメージ。
フレスコバルディ・ラウデミオはそのまま使うので、本領発揮というところです。
なすはミートボールと別にせずに生地に練り込み、食感の違いや風味を楽しめるようにします。

ミートボールと言ってもハンバーグのように少し大きめにして、ラフで楽しい雰囲気にします。
この料理は、ひき肉は小さめの肉団子のようにまるめて、なすを別に焼いてもいいのですが、
なすのやわらかい食感が混ざっているのも美味しいもの。
いろいろなやり方、使い方があるのもなすの良いところです。

フレスコバルディ・ラウデミオの使い方

そのまま仕上げに回しかける、基本的な使い方です。
ミートボールとトマトソース、ヨーグルト、スパイス、野菜をつないでまとめる、オリーブオイルの本領発揮というところ。
オリーブオイルというより、味付け、風味付け、ソースのような役割です。
フレスコバルディ・ラウデミオ について詳しくはこちらから

なすとみょうがのピクルス

自然な甘さでシンプルに漬けるピクルス風の甘酢漬け。なすは、時間が経つと味は変わらないが少し色が変わるので、食べる分だけ作るのがお勧めです。これにきゅうりを混ぜたり、もやしで作っても美味しい。

ピクルスのように生で使う場合は、まず塩を振って水気を少し出すようにすると調味料の味が入りやすくて、ぼやけて水っぽくなるということがありません。
夏の暑い時期なら、1時間くらい日に干すのもお勧めの方法です。
いずれにせよ、水気を抜いてから味つけすると、量も食べられてしっかりした風味も損なわないメリットがあります。

バルサモ・ビアンコ・レゼルヴァの使い方

琥珀色のレゼルヴァは、今回は米酢と合わせてみました。
レゼルヴァの甘さにきりっとした酸味を加えるとバランスがよく、レゼルヴァのコクが味のポイントになる、とても優れものです。熟成している特長は、こくとのある仕上がりに違いが出ます。
単純な酸味ではなく、深い風味を味の決め手として使える頼れるお酢です。
バルサモ・ビアンコ・レゼルヴァについて詳しくはこちらから

なすのオリーブオイルフライ

シンプルななすの食べ方。お勧めです。衣を丁寧につけて揚げ焼きするだけ、パルミジャーノの塩気とこくのある風味で味付け。見た目もチャーミングで、食べるのも楽しい一品ですよ。ズッキーニでも。

暑い時期にフライはやりたくないですよね。
でも、今回ご紹介する方法ならできそうでしょう?
切り方を変えると雰囲気がかわるので、いろいろと試してしてみてください。
ただし、あまり大事にするとやっぱり大変、となってしまうので、輪切りを厚くするとか、厚めに切ったら半月にするとか。その程度なら変化がついて楽しいと思います。

フレスコバルディ・ラウデミオの使い方

揚げ油は癖のないコメ油や太白ごま油、グレープシードオイルを使って、仕上げに差しかかったところで回しかけるフレスコバルディで、風味をぐんと引き上げるという使い方です。
しっかりした個性のある味が、少量でフライをさらにおいしくするというわけです。
フレスコバルディ・ラウデミオについて詳しくはこちらから

お馴染みの焼きなすや炒め物以外にも、時には趣向を変えて
なすをたっぷり食べてください。