暖かくなり薄着になると、ダイエットを決意する人が増えてきます。先ずはダイエットをする必要があるのかどうか、ここが一番大切な事です。 一般的にBMIという指標で判断されます。
あなたの現在のBMI
=体重(kg)/身長(m)×身長(m)
「22」が理想体重、「25」 以上は肥満、そして「18.5」以下はやせとなります。
これは計算でもとめることができます。
BMIが25以上の方は真剣にダイエット宣言しましょう。その時に注意をしなければならない事は「リバウンド」しないダイエット。特に食べないダイエットは落とし穴がいっぱい。そしてリバウンド間違いなしのコースをたどりやすくなります。ダイエット中はどうしてもカロリーを気にしてしまいますが、カロリーよりも重要な事があります。それは、食べたものがエネルギーに変わるために必要なビタミンやミネラルがしっかりと含まれている食事を摂ることです。ビタミンB1、B2、B6、マグネシウム、カリウム、 亜鉛、鉄などが不足すると、食べたものがエネルギーに変わらず、脂肪として蓄えられてしまいます。食事の組み合わせを考えながら、健康的なダイエットを考えていきましょう。
春野菜のスパゲッティ
彩りあざやかな「春野菜のスパゲッティ」は、春野菜特有の苦みやうま味をたっぷり味わうことのできる一品です。辛子和えや土佐煮など、和風の味付けでいただく事の多い菜の花や筍ですが、洋風の料理にも非常に相性の良い食材です。
春を感じるグリンピースには、ビタミンB1が豊富に含まれています。ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変える際に必要な栄養素です。スパゲッティに含まれる糖質をきちんと体を動かすエネルギーに変換できる、理想的な組み合わせになります。
絹さややスナップエンドウにもビタミンB1が含まれていますので、この時期におすすめの食材です。
春野菜のパエリア風
野菜の甘味と貝類のうま味がぐっと詰まった「春野菜のパエリア」は、クリステル浅鍋ひとつで作る事ができ、手軽ながら至福の味わいが楽しめます。
春が旬で、身がふっくらとしたあさりやはまぐりには、マグネシウムが多く含まれています。マグネシウムは、ビタミンB1とともに、 糖質をエネルギーに変える際に多く必要となる栄養素です。
グリンピースは、ビタミンB1を多く含んでいるので、ご飯に含まれる糖質が体を動かすエネルギーに変わる組み合わせです。
清明は、新年度が始まる時期。慣れない生活に疲れも溜まりがちです。きちんとエネルギーに変わるご飯をいただく事で、 体の内側から前向きに新生活をサポートすることも大切です。
かつおのたたきサラダ
春に旬をむかえる初がつおは、身が引き締まっており、ぷりっとし た弾力ある食感が楽しめます。かつおの表面をクリステルフライパンで表面のみを焼くことで、香ばしさが加わり、より味わい深く なります。
かつおには、DHA,EPAが多く含まれています。DHA,EPAには 魚類に含まれる脂質の一種ですが、中性脂肪を減らすはたらきがあると言われています。摂取した脂質がエネルギーとして消費されずに余ってしまうと、過剰分が肝臓で中性脂肪に合成され、肝臓や脂肪細胞に蓄えられてしまいます。ダイエットのためには、脂質との付き合い方が大切です。脂質をきちんとエネルギーに変換する事、脂質を取り過ぎない事、そして魚類からDHA,EPAを摂る事が重要といえます。
また、DHA,EPAは魚類を生で食べることで最も効率よく摂取できるため、「かつおのたたきサラダ」はおすすめの食べ方です。
グリーンペーストの揚げ春巻き
青唐辛子とパクチーに、ナンプラーやクミン、コリアンダーを加えたエスニックな「グリーンペースト」は、バーミックスを使用する事で簡単に作る事が出来ます。お好みの辛さに調節できるのも、 手作りの醍醐味ですね。
おすすめは、揚げ春巻きにディップ。よりエスニックを感じる一品に仕上がります。
唐辛子には、体を内側から温める作用があります。体温が上がる事で、体の代謝は活発になり、脂肪が燃焼しやすい体に なると言われています。
お食事以外にも、湯船に浸かったり、水分を白湯や常温水に変えるだけでも体が冷えにくくなり、ダイエットしやすくなります。
（文／グラフ デザイナーフーズ株式会社）