チェリーテラスの食とレシピ

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二十四節気の食材とレシピ「立夏」(紫外線対策)

5~8月は紫外線が最も強い季節。紫外線はお肌の大敵!というのは聞いたことがあると思います。日焼けは肌老化の原因にも。肌のハリや弾力を作るコラーゲンを壊したり、質を変化させてシワやたるみを引き起こします。 紫外線からのダメージは、活性酸素が関係をしています。この活性酸素から肌を守るには、抗酸化力のある食べ物がおすすめ。ビタミンAとCとEを組み合わせると最強の抗酸化パワーとなります。ビタミンAは色の濃い野菜や果物に多く含まれおり、ビタミンCは新鮮な野菜や果物であれば含まれていますね。そしてビタミンEはアーモンドやくるみといったナッツ類、そして油にも含まれています。新鮮な野菜や果物のサラダにナッツをトッピングというのも良い組み合わせです。 そしてとっておきの「赤」「オレンジ」「黄」。栄養素でいうと「カロテノイド」という色素が紫外線対策におすすめです。夏の赤、オレンジ、黄色といえば何を思い浮かべますか?トマト、すいか、ルビー種のグレープフルーツ、赤肉のメロンは全てリコペンという色素。マンゴーやパパイヤ、黄色のキウイフルーツもおすすめ。身近なオレンジやレモンも良いですね。 これらをミキサーに入れてスムージーにする、ヨーグルトと一緒に… 是非「色」を食べてみましょう。

トマトドレッシング

トマトドレッシング

トマトを丸ごと1個使った、夏を感じる色鮮やかなドレッシング。
バーミックスがあれば、手作りドレッシングも簡単に作る事ができます。

見るだけで元気のでるトマトの赤色は、リコペンには抗酸化作用があると言われています。紫外線は活性酸素の発生要因の一つで、体内で発生し過ぎてしまうとシミやそばかす、 シワなどの原因になります。トマトからリコペンを摂る事で、紫外線により発生した活性酸素の消去に役立ちます。

またリコペンは油と一緒に摂ると、効率よく体内へ吸収することができますので、ラウデミオを使用したトマトドレッシングはおすすめの食べ合わせになります。

いわしのバジルパン粉焼き

いわしのバジルパン粉焼き

夏に旬を迎えるいわしを華やかに仕立てた、ホームパーティーにもおすすめのメニュー。
食パンから作る手作りバジルパン粉が香り高い一品です。

バジルパン粉に使われる松の実などの種子類や、ラウデミオなどの油類にはビタミンEが多く含まれています。また、じゃがいもやミニトマト、レモンにはビタミンCが多く含まれて います。このビタミンEとCには抗酸化作用があり、また一緒に摂る事でその効果が持続しやすいと言われています。 一皿でビタミンEとCが一度に摂取できるこちらのメニューは、紫外線の強い時期におすすめです。

マンゴームース

マンゴームース

濃厚な甘みが特徴のマンゴーを、オレンジジュースと共に爽やかに仕立てた、彩りあざやかなスイーツです。

マンゴーには、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEの3つのビタミンが含まれています。この3つの栄養素は「ビタミンエース(ACE)」と呼ばれ、強い抗酸化作用があると言われています。まさに夏におすすめのフルーツです。この3つのビタミンは、美肌にもよい栄養素です。オレンジジュースにもビタミンC含まれているものが多く、マンゴームースは、 美容にも嬉しいスイーツとなります。

また、マンゴーの黄色成分であるゼアキサンチン、みかんの橙色の成分であるβークリプトキサンチンは、いずれもカロテノイドと呼ばれる色素成分の一つで抗酸化作用があります。ビタミン、色素成分どちらの面でも、紫外線の強い時期におすすめの食材です。

ワカモレ(アボカドディップ)

ワカモレ

こっくりとしたうま味と甘味が特徴的なアボカドを堪能できる、 夏を感じる一品です。

アボカドには、ビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンEは 「抗酸化ビタミン」と呼ばれる栄養素の1つですので、紫外線の多いこの時期におすすめの食材です。

またアボカドと一緒に合わせるトマトやライム、レモン果汁には ビタミンCが含まれており、ビタミンEと同じく「抗酸化ビタミン」 と呼ばれています。先ほども紹介したように、この2つの栄養素は一緒に摂る事で抗酸化作用が持続しやすいと言われているので、非常に良い組み合わせとなります。

また、ビタミンCは加熱に弱いため、ワカモレのように生のまま混ぜ合わせるレシピはおすすめの食べ方です。