チェリーテラスの食とレシピ

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タイの家庭の味を、日本のキッチンで。

「タイ料理」と聞いて思い浮かべるのは、パッタイやトムヤムクンなど、華やかでパンチのある料理かもしれません。もちろんそれらもタイの魅力を語る上で欠かせないメニューですが、本当のタイ料理の世界は、それ以上に深く、やさしく、そして繊細です。0歳から5歳までの5年間をタイで過ごした私(チェリーテラススタッフ)が感じた、タイ人にとっての料理は、単なる“食べること”以上の意味を持っていると思いました。「元気?」「こんにちは」と同じように、「ごはん食べた?」が挨拶になるくらい、料理を通したコミュニケーションが日常に根づいています。だからこそ、タイの家庭でつくられる料理には、誰かを思いやる気持ちが詰まっていて、食べるだけで嬉しくなるような優しさがあるのです。

そんな料理たちは、決して特別な道具がなくても作れますが、私はバーミックスとクリステルの鍋・フライパンを使って、日本でもその美味しさを本格的に再現したいと思いました。バーミックスのモーター性能と耐久性、クリステルの優れた熱伝導と保温力は、シンプルながら工程が決め手となるタイ料理にぴったりです。私がご紹介する3品、「カオトム(タイのお粥)」「ゲーンチュー・トーフ(豆腐とひき肉のスープ)」「ムーピン(豚串焼き)」は、どれも私がタイで育つ中で、何度も口にしてきた思い出の味。どこか懐かしくて、食べると自然と心がほどけるような料理たちです。

カオトム(タイのお粥)

カオトム(タイ粥)

ジャスミンライスの香りがふわっと広がる、タイのおかゆ。シンプルな材料で作れて、体にも心にも優しいクリステルで作るタイでは定番の朝ごはんです。

ゲーンチュー・トーフ(春雨肉団子スープ)

ゲーンチュートーフ(春雨肉団子スープ)

あっさりとした透明スープに、やわらかい豆腐と野菜を合わせたタイの家庭的なスープです。スライシーで作る豚ひき肉は、旨みがスープにしみ込み、ほっと落ち着く味わいです。

ムーピン(豚肉の串焼き)

ムーピン(豚肉の串焼き)

甘辛いタレに漬け込んだ豚肉を香ばしく焼いた、「ムーピン」。ムーは豚、ピンは焼くという意味でタイでは定番屋台グルメです。お家でもグリルパンで手軽に、本格的な味を楽しめます。


暑い国タイでは、あえて温かい料理を食べて体を整えるという知恵もあります。
香り高いハーブや調味料を使い、心と体に元気をくれるタイの食文化。
そんな“やさしくて芯のある料理”を、皆さんのキッチンでも楽しんでもらえたら嬉しいです。
さすが美食の国、タイ!