チェリーテラスの食とレシピ

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旬の食材を食べつくす「しそ・みょうが」

付け合わせや調味料、料理のアクセントに少しだけ使用する「しそ」と「みょうが」。
和のハーブともいえますね。

しそ

しそは、β-カロテンをはじめ、ビタミンB2、カルシウムを多く含みます。抗アレルギー作用や抗酸化作用があるロスマリン酸も含まれています。

鶏団子のゆかり焼き

鶏団子のゆかり焼き

しそは油と一緒に調理をすることにより吸収率がアップします。「鶏団子のゆかり焼き」は、バーミックス(スライシー/チョッピングナイフ)で鶏肉をミンチにし、しそで挟んで焼きあげます。口に入れるとしその香りが広がります。しそは冷たい油から焼くと、しんなりした仕上がりに、油をあたためて中火で焼くと、パリッとした食感を楽しむことができます。

香味だれ

香味だれ

また爽やかな香りは、ぺリルアルデヒドといわれる成分で、別名「しそアルデヒド」とも呼ばれています。ペリルアルデヒドには強い抗菌作用・防腐効果があります。また嗅覚の神経を刺激して、胃酸の分泌を促す作用があり、まさに夏の食欲不振の改善に役立つ成分ですね。これらの香り成分は、刻むことでより引き出されます。細切りやみじん切りにしてドレッシングに入れたり、揚げ衣に混ぜたり楽しむことができます。「香味だれ」は薬味野菜をまとめてバーミックス(スライシー/チョッピングナイフ)で細かくして混ぜあわせた調味料。シャキシャキ感を楽しみたい方は食べる直前に調味料と混ぜ合わせるとよいでしょう。冷しゃぶや豆腐料理、サラダなど、色々な料理にかけてお楽しみください。

冷汁

冷汁

そして郷土料理の一つである「冷汁」は、古くからの夏バテ予防の智恵がぎゅっと詰まった一品。主食である麦ごはんにあじや豆腐などのたんぱく質を入れて、薬味をたっぷりと添えていただきます。

甘夏、バナナ、ブロッコリースプラウト、大葉のスムージー

甘夏、バナナ、ブロッコリースプラウト、大葉のスムージー

紫外線の強い夏には、柑橘系のフルーツと一緒にすっきりさわやかなスムージーはいかがでしょうか。「甘夏、バナナ、ブロッコリースプラウト、大葉のスムージー」は、ビタミンCやブロッコリースプラウトに含まれるスルフォラファンは夏の強い紫外線を浴びた皮膚がメラニンを作るのを抑える効果があるといわれています。

みょうが

さわやなか香りと辛み、しゃきしゃきとした食感が特徴のみょうがは、冷奴やそうめんの薬味、味噌汁の具、酢の物、天ぷらなど、さまざまな料理に使える野菜です。

みょうがのビアンコ漬けとみょうがごはん

みょうがのビアンコ漬け

みょうがの独特の香りを出しているのがα-ピネンと呼ばれる成分。油と相性が良いので、天ぷらやドレッシングに加えるとよいでしょう。実はみょうがは生姜の仲間。食べてもほとんど辛味は感じられませんが、ミョウガジアールという辛味成分が含まれており、抗菌や解毒などの働きがあります。「みょうがのビアンコ漬けとみょうがごはん」は、食欲が低下する夏に食べていただきたいごはん。ごはんの防腐効果もありまさにおすすめですね。みょうが赤いのは、赤い色素の成分・アントシアニンが含まれているからです。アントシアニンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用があります。バルサモ・ビアンコを使用すると、アントシアニンがきれいなピン色に発色します。見た目の華やかさもお楽しみください。