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二十四節気の食材とレシピ「小満」(血管を丈夫に)

人生100年の時代。健康に生活を送りたいものですね。日本人は認知症や脳血管疾患といった病で健康寿命が短くなる人が多くいます。 これらは、「血管病」といって心臓や脳の血管が詰まってしまい発生する病です。いつまでも、しなやかな血管を保つためには、毎日の食事が重要となります。悪玉のコレステロールが活性酸素によって酸化が始まると、血栓が出来てしまい、血管が詰まる原因となります。また血圧が高い・血糖値が高いと、血管が傷つきやすくなり同じように血栓ができる原因となります。予防するためには、脂質の摂り方に気をつける必要があります。調理方法も揚げ物よりも、焼き物や蒸し物に。オリーブ油を代表とするオメガ9の脂肪酸や青魚やアマニ油に含まれるオメガ3の脂肪酸を積極的に摂る事で、血管もしなやかさが保たれます。また、 活性酸素から守る事も必要ですね。旬の野菜や果物には、抗酸化物質が含まれています。毎食上手に取り入れていきましょう。

豆腐ハンバーグ

豆腐ハンバーグ

鶏もも肉をバーミックスで挽き肉にし、豆腐と合わせた優しい味わいの豆腐ハンバーグです。

豆腐の原料である大豆にはレシチンやリノール酸という脂質が含まれており、これらは血管内でコレステロールが固まるのを予防したり、悪玉コレステロールを減らす働きがあります。血管の健康において重要なことの一つがコレステロールのバランス。生活習慣により、悪玉コレステロース(LDL)の増加は、プラークとよばれる固まりを血管内に形成し、動脈硬化の原因となります。毎日の食事に豆腐や納豆、みそなどの
大豆製品を意識して摂る事が、血管の健康に繋がります。

納豆ドレッシング

納豆ドレッシング

納豆に玉ねぎやにんにくなどの香味野菜を加えた新感覚のドレッシング。バーミックスで簡単に作る事ができ、大豆のうま味を感じられます。

大豆を発酵させてつくる納豆には、ナットウキナーゼという酵素が含まれており、血栓を溶かす作用があると言われています。また大豆自体にも血中コレステロールを正常にコントロールする働きがあるため、納豆は血管の健康におすすめの食材です。

ナットウキナーゼは加熱により失活してしまうため、そのまま頂くか、加熱せずに加工するのがおすすめの食べ方となります。

納豆ドレッシング

血栓を防ぐ効果が期待できる、海藻や玉ねぎ、みょうが、きゅうりなどの夏野菜を組み合わせたサラダにかけるのもおすすめです。

アメリカンチェリーとヨーグルトのソルベ

アメリカンチェリーとヨーグルトのソルベ

アメリカンチェリーの色味が可愛らしい、ヘルシーなヨーグルトのソルベは、バーミックスがあれば混ぜて凍らせるだけで簡単に作るこ とができます。

アメリカンチェリーの鮮やかな紫色の成分「アントシアニン」には、 研究結果より高血圧症のリスクが減る事が示唆されました。血圧のコントロールは、血管へのダメージを軽減することに繋がります。アメリカンチェリーには余分なナトリウムを排出するカリウムが多く含まれていますので、血管の健康におすすめの食材です。

またヨーグルトに含まれる善玉菌は、糖尿病のリスクを低下できることが示唆されています。糖尿病も血管を傷つける疾患のため、アメリカンチェリーとヨーグルトは、おすすめの食べ合わせにな ります。

あさりの酒蒸し 季節の野菜

あさりの酒蒸し 季節の野菜

あさりの酒蒸しに季節の野菜を加えて、うま味がたっぷりと広がるカラダに嬉しい一品はいかがでしょうか。

野菜に多く含まれる食物繊維は、体内の余分なコレステロールを排出してくれる存在です。特にきのこ類やいも類、そら豆などの豆類は食物繊維を多く含むため、 毎日のお食事に加えて頂きたい、おすすめの食材です。

またミニトマトやトマトに含まれるリコペンには、悪玉コレステロールの酸化を防止するはたらきがあると言われています。

リコペンは、トマトの他にピンクグレープフルーツやスイカなどにも含まれています。果物には余分なナトリウムを排出するカリウムも多く含まれていますので、食後の一品におすすめです。