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洋風シンプルおでん

牛すね肉で出汁をとる途中にもラッコルトを少し加えて、出汁にラッコルトの青味のある風味を馴染ませます。鶏肉や豚肉を煮る時も同様に少し加えて煮込むのもおすすめです。
いつもの和風のおでんとは違う感じの、洋風おでん。出汁のおいしさで、金時にんじん、かぶにソーセージ、卵などの具材をたっぷりいただけます。

材料

作り方

  • まず牛すね肉を柔らかく茹でておく。牛肉に塩を軽くすり込み、10分ほど置いて洗い流す。それをクリステル深鍋に入れ、2リットルくらいの水を注いで中火にかける。煮立ってきたら少し火を弱めてあくを丁寧にすくい、少し弱めの火加減で1時間半ほど煮込む(圧力鍋を使ってもいい)。浮いた脂はできるだけ取り除いておく。
  • 金時にんじんの皮をなるべく薄くむき、2.5~3cmくらいの厚さに切り分ける。かぶはよく洗って根元の土を落とし、根元から5、6cmのところで切り落とし、実の部分は皮をむく。卵は常温に置き、沸騰したお湯で7分茹でて急冷しておく。粗熱が取れたら殻をむく。
  • 1の牛肉ににんじんとかぶを加え、材料が軽くかぶるくらいまで水を注ぐ。塩を軽く振り、ローリエを入れ、中火にかけて煮立ってきたら弱火にし、ラッコルトを小さじ1程度加える。少しずらして蓋をして野菜が柔らかくなるまで20分ほど静かに煮る。10分ほどでソーセージを加え、同様に弱火で煮込む。火が通ってきたら卵を加え、煮汁をかけて温める。
  • スープの味を見て足りなければ塩で加減して出来上がり。器に盛り分けてスープをまわしかけ、ラッコルトをまわしかける。
ラッコルトの使い方
仕上げだけでなく、途中で少し加えて出汁の一部にします。牛すね肉を煮て出た脂はなるべく取り除いて、ラッコルトの青みのある風味を馴染ませるというやり方です。鶏肉や豚肉を煮る時も、同じように少し加えて煮込むと雰囲気が変わります。
*かぶの葉のおまけレシピ
かぶの葉と茎をさっと茹で、水気を絞って端から細かく刻みます。塩、ラッコルト、バルサモディヴィーノをふりかけてマリネするようにしばらく置き、そのまま食べたり牡蠣とカリフラワーの蒸し物に添えたり、またはご飯にのせても美味しいものです。