ナス科。中央 南アメリカ原産。とうがらしの一種で、辛みが少ない品種。甘味とうがらしともいう。江戸時代から栽培されていたピーマンの仲間だが、ピーマンより小型で、果肉が薄く、料理法も異なる。この名は果実の先端が獅子の顔に似ていることからついたとされ、略して獅子唐(ししとう)、別名を青唐(あおとう)という。代表的な品種は、土佐、東京千成がある。白い花が開いてから10 15日で収穫するので、果実の長さは5cmぐらいで細長くなる。特有のほのかな辛みがうまみになり、香りも色もよいので、そのまま焼いたり、てんぷらにすることが多いが、広く料理に使われる。 ◇栄養成分 ビタミンCが豊富で、カロチンも含む。若干含まれている辛みは、とうがらしと同じ、カプサイシンという化合物。食欲を増すだけでなく、中枢神経を刺激してアドレナリンの分泌を促し、エネルギーの代謝を盛んにする働きがある。 ◇選び方 緑の色があざやかでつやがよく、張りのあるものにする。太くて大きいものより細くて小さいもののほうがおいしい。 ◇扱い方 丸のまま加熱すると膨張して破裂するので、揚げたり焼いたりするときは、前もって竹串をさして穴をあけるか、包丁で縦に切り目を入れる。色と香りを生かすには加熱しすぎないことが大事。 |