ユリ科。中国や日本が原産。山地に広く自生し、古くから葉と鱗茎(球根)を野菜として食用にしていた球根性多年草。ねぎの仲間で、種子を結ばず、らっきょうより小さい鱗茎で増える。貝原益軒の『菜譜』(1704年)に小葱(あさつき)の名で記載されていることからも、栽培の歴史が長いことがうかがえる。名の由来は、葉の緑色がねぎより浅いことから浅つ葱(あさつねぎ)と呼ばれ、それが詰まって、あさつきになったという説がある。蝦夷ねぎ、白馬あさつき、のびるは、あさつきの仲間。一般にあさつきとして売られているものは、葉ねぎを若採りしたものも多い。わけぎに似ているが、わけぎより葉が細く、くせのない香りが特徴。さっとゆでてからおひたし、酢みそ和え、ぬた、汁の実、鍋物などに。西洋種のシブレット(またはチャイブ)は西洋あさつきといい、別のもの。 ◇栄養成分 緑色の葉の部分に栄養素が集中し、ビタミンC、カルシウム、カロチンが豊富。ビタミンB群の一種で貧血予防に役立つ葉酸や、便秘解消の働きをする食物繊維も多い。 ◇選び方 緑の葉の部分が多く、葉先がピンとしているものにする。 ◇扱い方 保存は、湿らせた新聞紙に包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫に入れる。 |