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すいか

和名漢字
西瓜
和名ひらがな
すいか
和名カタカナ
スイカ
英名
watermelon
仏名
pasteque, melon d'eau
伊名
cocomero
果物

すいかを材料に使ったレシピ

解説

ウリ科の蔓性1年草。青果市場では果物(果実)だが、園芸的には果菜(野菜)。原産地はアフリカで、限定地域としてはアフリカ南部・西南部などの説があるが、2つの異なる果肉成分をもつ野生種が自生して動物の食糧となっているアフリカ南部のカラハリ砂漠説が定説。栽培の歴史は非常に古く、エジプトのピラミッドの埋葬品や壁画にすいかを捧げ持つ人や食用としての種子が描かれていることから、古代エジプトではすでに紀元前2000年(4000年前)ごろから栽培が行われ、種子を食用していたと推定される。中近東、中央アジアなどでは水の代用、飲料用とされたが、ギリシャ、ローマ、地中海沿岸などで果実として発達。それが16?17世紀にヨーロッパに伝わった。アメリカへはヨーロッパの移住民から伝えられ、栽培も行われるようになった。一方、中国へは11世紀に中央アジアからシルクロードを経由して伝わり、日本には鎌倉、室町時代(14?15世紀)に中国から入ってきたとか、天正年間(1573?1592)にポルトガル人によって伝来したといわれているが、江戸時代の『近代世事談(きんだいせじだん)』(1734年)には寛永年間(1624?1644)に琉球から薩摩に渡り、長崎、大阪、京都、江戸へ広まったと記載され、『和漢三才図会(わかんさんさいずえ)』(1712年)には「慶安年間(1648?1652)に黄檗(おうばく)宗の禅僧隠元がインゲンマメとともに日本に伝えた」とある。当初は品質があまりよくない上、濃緑色の皮の中の果肉が真っ赤なことを気味悪がられ、においが青くさくて果汁が赤ということも不快に思われた。西瓜は西域から中国に来た瓜という意味でつけられた文字で、江戸時代の医師による食物書『本朝食鑑(ほんちょうしょっかん)』(1697年)や俳諧作法書・撰集『毛吹草(けふきぐさ)』(1645年)では「水瓜」と記載されているところから、サイカと呼んだものがスイカに転訛したと推定される。それから200年以上経た明治中ごろに欧米から多くの優良品種が導入された。なかでもアメリカからの1品種「アイスクリーム」が日本の風土、日本人の嗜好によく合い、在来種を圧倒して広く普及した。そのうち在来種との自然交雑による品質の悪化が起こったが、大正から昭和にかけて自然交雑種の中から優良種を選抜して品種改良を重ねた結果、奈良県で水田地帯向けの大和(やまと)群(大和すいか)、千葉県で畑作地帯向けの都群(都すいか)という日本の品種の基礎になる2大品種が育成され、各地で栽培が盛んに行われるようになった。完全に結実させるためには人工交配をし、完熟には開花後40日前後の平均気温が25℃以上あることが必要で、特に完熟数日前の温度が品質に大きく影響する。現在はさまざまな栽培方法が確立し、主産地は千葉、茨城、静岡、愛知、鳥取、熊本、新潟、山形の各県。一般に甘みが強く、多汁でシャリ感のあるものが好まれ、重さ5?7kgの球形か扁球形で、果皮は緑色の地に縞模様があり、果肉は濃い赤色の大玉というのが基本。しかし近ごろは家族数の減少、家庭の冷蔵庫に収まる大きさなどから、重さ1.5?2kgほどの小玉の人気も高まっている。形体、果皮や果肉の色、縞模様の有無などにより品種は多く、大玉品種では緑色の果皮で果肉が赤色(「縞王」「富士光」など)をはじめ、果肉は黄色(「大和<やまと>クリーム1号」「同2号」「同3号」など)、果皮も果肉も黄色(「三河黄金」など)、小玉品種では果肉が赤色(「こだま」など)、長球形で果肉が黄色(「嘉宝<かほう>」)、果皮に縞のある長楕円形で果肉は赤色(「ラグビーボール」)と、バラエティに富む。種なしは1950年ごろから生産され、重さ15kg(最大30kg)で長球形の超大玉種(富山県産の「黒部」)や、主に奈良漬けに使われる漬け物用品種もある。なお中国大陸や台湾では、種子用も栽培されている。甘みは中心や種に近いほど強く、冷やして切ったものをそのままか、甘みを増すために塩少々かけるのが昔ながらの食べ方だが、半分に切って果肉をくりぬき、フルーツカクテルやフルーツポンチにしたりシャーベットにするほか、果肉をひやむぎに浮かせて夏らしさを演出したりする。収穫時期は初夏から夏にかけて南から北へと移るが、メキシコ、アメリカなどからも輸入しているので、市場にはほぼ通年出回っている。
◇栄養成分 主成分は水分で約90%以上を占める。ミネラルは体内の余分なナトリウムを排出するカリウムが多く、尿を生成するアミノ酸のシトルリンやアルギニンも含むので利尿作用にすぐれ、膀胱炎や腎炎、ネフローゼ症候群などの腎臓病や高血圧、妊娠時のむくみに有効。ほかにビタミンB1、B2、Cも含み、糖分は果糖が主。赤色色素はカロチンの一種であるリコピンで、活性酸素を除去する働きがある。なお、皮にはカリウムや食物繊維があり、種子にはたんぱく質、脂肪(血液をさらさらにするリノール酸)が多く、ビタミンB群やEも含み、動脈硬化や老化防止の働きをする。すぐれた利尿作用や体の熱を冷ます働きがあるので暑気払いや夏バテ防止によいとされ、古くから果肉を煮詰めて作ったすいか糖が利尿剤や腎臓の薬として使われるほか、漢方では高熱によるのどの渇きを改善するために絞り汁を飲む。
◇選び方 色つや、形がよく、縞がくっきりしているもの、軽くたたくと澄んだ音がし、重いものがよい。過熟なものはたたいたときにやや濁った音がする。カットしてある場合は種子は黒いほどよく、種のまわりが崩れていないもの、果皮に近い白い部分がやわらかくなっていないものがよい。
◇扱い方 種は縞の黒い部分に並んでいるので、縞をはずして切ると断面に種が出ない。冷やすと甘みが増すので、食べる前によく冷やすとよりおいしくなる。
*体を冷やす作用があるので、冷え性や胃腸の冷えやすい人は多食しないようにする。
*「すいかとてんぷらの食べ合わせ」が取りざたされるのは、すいかで体が冷えたところに油の多い食品をとると消化が悪く、下痢などを起こす恐れがあるという意味だが、多食しなければ問題ない。

 
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  特においしい時期

すいかを材料に使ったレシピ

4件のレシピが見つかりました。

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和風 すいかジュース
  • 村岡奈弥さん

暑い夏にぴったりなジュース

和風 すいかフローズンジュース
  • ぺんぎんあいりさん
  • 簡単度手間いらずのラクチンレシピ

すいかは種も入ったままバーミックスでビューン。カクテルのようにおしゃれなフローズンジュース。

  • パーティーに
  • スピーディに
洋風 すいかバルサモドリンク
  • チェリーテラス
  • 簡単度5分以内の超クイックレシピ

バルサモ・ディヴィーノを使って。

  • パーティーに
和風その他 すいか白玉
  • 長尾智子さん

白みつにレモン汁を加えて、すっきり爽やかな風味に。

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