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Top長尾智子の季節のメッセージ

素材をシンプルに味わう、長尾智子の季節メッセージ


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vol.12夏においしいものの代表といえば、とうもろこし。









 夏においしいものの代表と言えるのが、とうもろこしです。スープなどにあまり熟していないものを使うと、味が出ないので、早い時期なら缶詰を使った方がおいしくできるくらいなのですが、旬の時期なら、生のとうもろこしをたくさん使いたいもの。畑から直送、というわけには行かなくても、なるべく早く加工してしまうのが鉄則です。野菜はなんでもそうですが、特にとうもろこしや枝豆は味が落ちやすいので、食べ方が決まらなければ、取りあえず茹でておくのがいいと思います。もちろん、茹でたらそのまますぐ食べれば、それがいちばんおいしいのかも知れませんが、相性のいい素材と合わせたり、いろんな料理に応用して、たっぷり使って旬の味を楽しみたいものです。何しろ、しっかり育った新鮮なとうもろこしは、生でも食べられそうなくらいおいしいものなんですから。

 シンプルに作ったポタージュは、最後に豆乳を少し加えますが、こうすると、加熱した時に豆乳が分離するのも防げるのと、とうもろこしと豆乳の、両方の風味を生かせるかな、と思ったからです。ここで牛乳やクリームでなく、豆乳にすると、あっさりした仕上がりです。それをぐっとしっかりした味にまとめるのは、よく焼いたベーコンなんです。かりっと焼くと、香ばしくて香りもいい。他のスープにもおすすめです。このポタージュは、もちろん冷やしてもおいしいですよ。

 ジョン(煎)はこれ、といった料理名がないので当てはめたので、本当は違うのですが、ミニお好み焼きでもパンケーキでもないし、厳密には違うけれど、ジョンだとなんだかおいしそう、前菜にいいし、ということで名前を拝借しました。生の実を生地に混ぜて焼くと、とうもろこしのしゃきっとした新鮮さが味わえます。ゴーヤの苦みがアクセント。黄色とグリーンの色もきれいでしょう。これはビールにぴったりです。

 サラダはたことトマト、そしてディルを合わせると、いくらでも食べられそうな夏の味です。酸味は強め、オリーブ油は多めがポイントです。くっきりと豊かな風味になるから不思議。とうもろこしの実をはずすのは、ちょっと面倒ですが、ぜひ多めに作って冷蔵庫で保存して、翌日も楽しんでください。厳しい暑さも、旬の野菜料理があれば、きっと乗り切れます。







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