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Top峰岸祥子の「四季折々の松花堂弁当」

峰岸祥子の四季折々の松花堂弁当

十字に仕切られた弁当箱に、ご飯と数種類のおかずを盛りつけて。料理どうしの味や匂いがうつらないうえ、ふたつきで作りおきにも。
今では料理屋でしか見かけませんが、ちょっとした工夫次第で見栄えよく、おもてなしにも喜ばれます。峰岸さんの松花堂から得られる、その季節ならではの献立の立て方やあしらいのヒントを日常に生かせたら、とても素敵です。

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vol.3

2007年夏の松花堂弁当~涼しげに、色鮮やかに。和風ローストビーフを中心に~

峰岸祥子先生がご指導くださった、見るからに涼しげな夏の松花堂弁当をご紹介します。
今回は旬の野菜を豊富に使い、夏バテ防止に役立つ栄養バランスのよい献立を考えてくださいました。メインの「和風ローストビーフ」は、ソースにしょうゆやみりんを加えた和風味。松花堂にはぜひ柔軟に洋食も取り入れてみましょう。

【料理の色合い・見栄え】

「料理を作るときには、常に色合い・見栄えに気をつかっているのよ」、と峰岸先生。なるほど、先生の料理は、味はもちろんのこと、見た目の美しさにも定評があるのはそのせいだったんですね!すぐ真似できそうな心得をいくつかうかがってみましたので、ぜひ参考になさってください。

■料理の色

 今月の料理を例に、気配りの方法を教えていただきました。
「枝豆茶巾」…つぶした大和芋の上には、枝豆、黄身の2種を乗せてみました。枝豆は涼しげで夏らしく、黄身は松花堂弁当のふたを開けたときにパッと目について、弁当箱全体が明るく見えます。
「なすのごまだれ」…なすは炒めたり蒸すよりも、揚げたほうが色がきれいに仕上がります。
「オレンジ羹」…オレンジを皮を器にしてみました。ガラス器などを使うよりも、オレンジ寒天が映えておいしそうに。

■葉のあしらい

ちょっと庭先から葉を摘んで皿に添えると、料理を引き立てる効果があります。
たとえば、今回は「とろろ昆布のおにぎり」にもみじを、「煮梅」に梅の葉を使ったほか、南天など数種の葉を活用しています。今の時期は、葉の効果で涼しげに見えるのもいいですね。
また、箸袋は笹の葉を使ったもの。和菓子についていた笹の葉などをちょっと丸めてひねっただけで、夏らしい風情に。手近なものが思いのほか役立ちます。


ちなみに、以下は今回のメニューでおもてなしをなさる場合のアドバイスです。
これらをふまえて作れば、席を立たずにおもてなしができますよ。
「煮梅」は前日までに作っておきましょう。
・その他の料理は当日でOK。お客様がみえるまでに仕上げておきます。ただし、「辛子豆腐」(揚げ出し豆腐)だけは、揚げたてを。

※松花堂弁当の器についてのお問い合わせは 株式会社哲学堂山加(TEL03-3950-5281)

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