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Top峰岸祥子の「四季折々の松花堂弁当」

峰岸祥子の四季折々の松花堂弁当

十字に仕切られた弁当箱に、ご飯と数種類のおかずを盛りつけて。料理どうしの味や匂いがうつらないうえ、ふたつきで作りおきにも。
今では料理屋でしか見かけませんが、ちょっとした工夫次第で見栄えよく、おもてなしにも喜ばれます。峰岸さんの松花堂から得られる、その季節ならではの献立の立て方やあしらいのヒントを日常に生かせたら、とても素敵です。

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vol.1

2006年冬の松花堂弁当~牡蠣のかぶら蒸しを主役において~

チェリーテラスでは、私たちの取り扱う道具を使う料理教室を長らく行ってきておりますが、なかでも「松花堂弁当」の教室は大の人気ものでした。当時は毎月で、直ぐに満席になるため、毎月教室の増設やら大変でした。品数の多い献立にかかわらず、レシピが重複することはなく、継続希望者も多かったのです。
毎月、季節感あふれる松花堂を、皆でわくわくと楽しみにしていました。日常のお総菜にもなる料理もひと味工夫され、また、見事なしつらえで活かされていました。その頃を知るスタッフから、是非このホームページで、松花堂を復活させたいとの提案がありました。季節の献立の立て方、あしらい方に学び、料理の中にはきっと、わが家の夕食に登場させられるものも見つけていただけるはず、との気持ちでおります。

【献立の立て方】
懐石料理の流れをくむ松花堂弁当。なにか難しい決まり事が?とつい心配になり伺うと、「パズルみたいなものなのよ」と峰岸さん。お椀、御向、魚・肉・野菜料理。それぞれを焼く、煮る、蒸す、揚げるなどの調理法が重ならないようにと組み立てていくと、自然とバランスよくまとまるのだそうです。このとき、まずメインを決めてしまうとスムーズ。例えば、寒い季節なのでなにかあたたかい蒸し物をメインにと、「牡蠣のかぶら蒸し 亀甲あん」をまず決め、それから次々と組み合わせていったのが今回のお献立だそうです。

食後の甘味についても同じこと。今回の甘味は2品。プチプチとした食感が楽しい栗に、ぽってりした小倉あんを添えた「あわ栗ぜんざい」と、するりと喉越しよく、香り豊かでさっぱりした味わいの「柚子ゼリー」。絶妙の組み合わせです。
どう組み合わせたら、全体がうつくしく、おいしいか。季節ごとにそんなことをすこしづつ、お伝えしていくコラムになればと思います。

※松花堂弁当の器についてのお問い合わせは 株式会社哲学堂山加(TEL03-3950-5281)

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