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春は旬の野菜がきれいです。若草色の野菜も多く、キッチンや食卓に明るさが増します。また、グリーンピース、アスパラガス、筍など姿も可愛らしいものも。
きれいな野菜は元気があって、おいしさも格別です。
その野菜のおいしさを凝縮したように味わえる手法に、焼き野菜があると思います。手元の野菜を焼きやすい形に切って、彩りも考えながら、仕上げていくのは楽しみなものですね。今月のレシピを参考にしていただけると嬉しいです。一度なじんだら、きっと、野菜の種類、味付けの調味料、ソースの活用など、バリエーション豊かにいろいろと楽しんでいただける手法になることでしょう。
味付け役にまず欠かせないのは、焼き野菜のおいしさと栄養面での助け役になってくれるオリーブオイル。緑黄色野菜に豊富な脂溶性ビタミンAの摂取にはオイルが必要、そして味もぐーんと引き立ちます。
バルサミコも強力な助っ人。今月の焼き野菜で紹介しているバルサミコと塩の味付けはイタリア風の定番です。
そして、塩。
この間、料理家の友人からお手製の櫻の葉の粉末を混ぜた塩をいただいたところ、香りの良さが抜群でした。この季節にはぴったり。同じ塩も抹茶と混ぜたり、カレー粉とまぜたり、一味違う楽しみ方ができるはず。「そうだ、バーミックスのパウダーディスクを使えばいいんだ!細かい粉末状に砕くのが得意だから、あれを使えば手軽に作れるはず。もっと活用しなくちゃいけないな」と反省したのです。
また、野菜をベースにしたグリーンソースは香りがよく、味もおいしく引き立てます。2月のチェリーテラスコラムでも紹介している、バジルで作るジェノヴァソース風の「春菊のグリーンソース」や、今月ご紹介しているアンチョビの風味・塩味を利かせた「野菜ソース」などをお供にすれば、立派な野菜中心のメインディッシュにもなります。
野菜以外の食材を一緒に焼くのもおすすめです。オリーブオイルをしっかり塗った干物や、肉、ハムやベーコンの厚切り、時には薩摩揚げ、厚揚げなども焼くと、充足したメニューになり便利です。
さて、ながながと焼き野菜についてお伝えしましたが、今月は野菜のメニューが豊富。すぐに作りたくなるレシピが揃ったと思います。春野菜のおいしさをいろいろな調理法でお楽しみください。
株式会社チェリーテラス 代表 井手櫻子
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