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具合が悪いときの離乳食

赤ちゃんが食欲をなくすのはどんなとき?

今まで順調に離乳食が進んでいたのに、赤ちゃんが突然食欲をなくすことがあります。成長の一過程である「むら食い」ならばそれほど心配することはありません。赤ちゃん自身が元気で機嫌がよければ、今までどおりに離乳を進めて大丈夫。
けれども、以下のような原因で食欲が落ちた場合には、食事にも配慮する必要があります。

夏バテのときの離乳食

赤ちゃんは大人よりも寒さに強く、暑さに弱い傾向があります。赤ちゃんでも大人と同じように、熱暑の時期には食欲が落ちることが多いものです。
暑さで食欲不振の場合には、食事時はエアコンを上手につかいましょう。食事はさめてもおいしいメニューを冷たくして与えてみます。赤ちゃんに冷たいものを食べさせることは、おばあちゃん世代には抵抗があるかもしれませんが、冷蔵庫で冷やした程度のものならお腹をこわす心配はありません。口当たりをよくするために、月齢によってはお酢やサラダドレッシングを使ったり、普段より少し濃いめの味付けにするのもよいでしょう。

かぜをひいたときの離乳食

かぜをひくと発熱と軽い下痢を伴うことが多いので、水分とビタミン類の補給が必要です。離乳食は、栄養価の高い消化のよいもの(おかゆ、おじや、煮込みうどん、ポタージュ、すり流し汁など)を控えめに与えます。せきが出ているときは食べにくいので、少量ずつ回数を多くして。
食欲がかなり落ちることもありますが、ふつうのかぜなら1週間くらいで回復するので、あまり心配せず、食事を無理強いしないようにしてください。水分補給のため、飲み物は欲しがるだけ飲ませます。赤ちゃん用のイオン飲料は、病気のときに重宝します。

下痢・嘔吐があるときの離乳食

下痢や嘔吐で一番こわいのは、水分が失われることによって引き起こされる脱水症状です。食事は無理強いせず、湯ざまし、薄いお茶、イオン飲料、りんごジュース、野菜スープなどで水分補給を心がけましょう。
嘔吐のときには水さえ吐いてしまうこともあるので、医師の指示に従ってください。吐き気がおさまってきたら、水分を飲ませますが、いきなり大量に与えないように。おちょこを使って、少量を少しずつ何回にも分けて飲ませるのがコツです。
下痢や嘔吐のときの食事は、その月齢の離乳食よりワンステップ前に戻して、食べやすく消化のよいものにしてあげるとよいでしょう。下痢のときには繊維の多い食材(豆類、さつまいも、キャベツ、小松菜、にら、ねぎ、もやしなど)や油脂類は避けます。

便秘のときの離乳食

離乳食を始めると、便の様子も変わってきます。それまで毎日出ていたのに、2〜3日に一回くらいしか出なくなることも珍しくありません。赤ちゃんの機嫌がよく、食事も順調に食べていて、おなかが張っている様子もなければ便秘ではありませんので、心配しなくて大丈夫です。
便通がなく、腹痛(苦しそうにからだを丸めて泣く)や嘔吐を伴う場合は、速やかに受診してください。そのような激しい症状はないけれど、普段からいかにも苦しそうにいきまないと便が出ない、便が固くて肛門が切れてしまうというような場合には食事の内容を工夫します。
下痢のときとは反対に、繊維の多い野菜類、豆類、海藻類、さつまいも、胚芽入りパン、ヨーグルト、プルーンなどが効果的です。油脂類も便通を促すので、調味料や炒め油として利用しましょう。

口内炎のときの離乳食

口内炎ができると口の中がかなり痛むので、赤ちゃんは食べるのを嫌がりますが、栄養を十分にとらないと口内炎そのものの回復が遅れます。少量でも栄養価の高いものを、口当たりよく調理してあげましょう。塩辛いもの、酸っぱいもの、熱すぎたり冷たすぎたりするものは刺激が強いので避けます。
栄養価の高い卵、牛乳、豆腐、バナナ、じゃがいも、里いもなどを素材にするとよいでしょう。また、とろみをつけたりゼリー状の寄せものにするなど、食べやすくする工夫も忘れずに。

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